大阪府地域医療支援センターについて
大阪府地域医療支援センターとは
大阪府が平成23年度から開始した事業を地方独立行政法人大阪府立病院機構が事業を受託し、大阪急性期・総合医療センター内に「大阪府医療人キャリアセンター」を設置しました。
その後、平成30年度に医療法および医師法の一部が改正され、大阪府医師確保計画にもとづく医師確保として、地域医療支援センターの権限と機能が強化されました。このことから、令和2年度より当センターは大阪府の直営事業として再出発いたしました。
本センターは医師のキャリア形成支援と府内基幹病院における医師の診療科偏在や地域偏在の解消とキャリア形成支援を一体的に行い、バランスの取れた医師配置を推進することを目的としています。大阪府内で医学部を設置している5つの大学や地域の中核的な役割を担っている病院との協力のもとで構築する人材育成ネットワークの中で、個々の医師の意向も踏まえながら、適切な時期に適切な研修・指導を受け、効率的にキャリアアップが図れるように情報提供と調整を行います。
公共的かつ中立的な立場の大阪府が、大学・病院間の枠をこえた"架け橋"となることで、多くの病院が集積し高度で魅力的な医療・研修機能を有している大阪のフィールドを最大限活用し、大阪府内はもとより、将来の我が国の医療の中核を担う人材を輩出することをめざしていきます。