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医学部進学をお考えの方へ

大阪府地域枠(大阪府地域医療確保修学資金等貸与事業)について


将来、大阪府内で医師の確保が難しい分野や地域等で勤務する意志のある方に対し、修学資金等を貸与する制度です。このページでは、大阪府地域枠に関する制度の理念や仕組みをお知らせします。最新の入試情報は各大学に確認してください。

コンセプトムービー

対象者

  • 大阪公立大学医学部医学科「大阪府指定医療枠」5名
  • 大阪医科薬科大学医学部医学科「大阪府地域枠」2名
  • 関西医科大学医学部医学科「大阪府地域枠」5名
  • 近畿大学医学部「地域枠大阪府枠」3名

入学者選抜時点での要件

  • 大学卒業後、1年6か月以内に医師免許を取得(医師国家試験の受験機会は2回)
  • 大学卒業後、キャリア形成プログラム(*)の対象となること

    *医師としてのキャリアアップと地域の医師確保対策を両立しつつ、ライフイベント等キャリア形成上の希望に配慮しながら、地域枠学生/医師ごとに策定する医師向けの人材育成プログラム

  • 大学卒業後9年間(臨床研修期間を含む)、大阪府内の医療機関に勤務すること
  • 初期臨床研修終了後、4年間以上、大阪府が定める医師不足地域に所在する医療機関に勤務すること
  • 初期臨床研修終了後、5年間以上、大阪府が指定する診療業務(*)に従事すること

    *診療分野の指定:救急・周産期・小児・総合診療(感染症含む)など

大学在学中の貸与額

学生生活

大阪府の地域医療について学生時代から理解を深めていただくため、一部の大学では、地域枠学生のみを対象とした講義やセミナーなどを受講していただいています。また、大学ごとに地域枠全体説明会を年2回開催しています。1回生から6回生までの地域枠学生のみなさんに対して最新の地域医療や卒後進路などの情報を提供していきます。

指定診療業務(キャリア形成プログラムコース)

  • 周産期(産科、新生児科)コース
  • 小児科コース
  • 救急科コース
  • 総合診療コース

(例)救急科コースの例

大阪府からのメッセージ

この制度は単なる奨学金とは異なり、医学部卒業後に卒後義務として医師確保が困難な分野や地域の医療機関等で勤務していただくことを目的としています。卒後義務として指定診療業務への従事要件が課される一方、専属のキャリアコーディネーターが個別に面談して初期研修や専門研修の進路に関する相談を受け付けるなど、行政や府内の医療機関からの手厚いサポートによりキャリア形成への支援を受けることができる体制を整えています。

Q&A

そのとおりです。日ごろからの面談を通じて、地域枠医師の希望を伺いながら相談して決定いたします。

府が地域枠医師に選択を認めているコース内であれば変更は可能です。産科、小児科については人数制限を設けておりません。

府は大阪府地域医療支援センターと大阪府勤務環境改善支援センターが連携して、個別に配属された病院に地域枠医師の労務管理について毎年確認をしています。

大阪府地域枠の卒業生には、特に地域のリーダーとなれるよう充分な症例経験ができるキャリア形成プログラムを用意しています。大阪府では府内の病院の最前線で活躍する医師を講師に招き、診療科別の学生向けセミナーを毎年開催しています。その診療科の魅力や実情を知りながら、指定される病院の中からご自身にあった病院を探していただきますが、大阪府もみなさんの進路選択をお手伝いいたします。

可能です。原則として、義務年限中に通算4年間を上限として義務を猶予することができます。この制度を利用して、大学院や留学、サブスぺ取得、他関連領域への従事等もすることができます。

リンク

地域枠の卒後義務等について、詳しくはこちらをご覧ください
地域枠(大阪府地域医療確保修学資金制度)について、詳しくはこちらをご覧ください。
大阪府地域医療確保修学資金等貸与事業のチラシ

これらの事業についての質問があれば、お気軽にお問い合わせください。
(受付時間:午前9時から午後6時、土・日曜日、祝日を除きます)

問合せ先:
〒540-8570 大阪市中央区大手前2丁目
大阪府 健康医療部 保健医療室 医療対策課 医療人材確保グループ
電話  06-6944-8183(直通)
FAX 06-6944-8227
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